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祇園祭を支える人々に学ぶ―学生が保昌山の粽づくりに参加―
京都の夏を彩る祇園祭。祭りを支える山鉾の一つである保昌山(ほうしょうやま)※の粽(ちまき)・梅花づくり(以下、粽づくり)に、本学の学生が7月2日から5日にかけて参加しました。
京都ノートルダム女子大学では、祇園祭をテーマに歴史や意義、継承の仕組みについて学ぶ機会を設けています。学生が粽づくりに参加した保昌山保存会は、祇園祭の山鉾の一つ「保昌山」を守り継ぐ地域組織です。本取り組みは、学生が制作した祇園祭を題材とした絵本を保昌山保存会へ届けたことをきっかけに始まりました。学生ボランティアとしての参加は今年で2年目となります。


2026年度は、国際日本文化学科の授業「フィールド実践演習」受講生に加え、学部・学科や学年を問わず集まった学生たちが参加しました。7月1日時点で17名の学生が活動に登録し、延べ参加人数は42名にのぼりました。各自授業の空き時間を活用しながら、前祭(さきまつり)の宵山(7月14日から16日)での授与に向け、多くの学生が粽づくりに携わりました。


粽づくりの会所には、長年地域で祇園祭を支えてこられた方々をはじめ、近隣のホテルに勤務する方や他大学の学生など、多様な立場の人々が集まっていました。学生たちは大学や学年の垣根を越え、同じ机を囲みながら、作業に励みました。粽づくり前半の日程は、粽に添える護符づくりのお手伝い、後半は平井保昌が手折った紅梅を模した梅の花かざりづくりに取り組みました。



初めて参加する学生も多くいましたが、地域の皆さまが丁寧に作業を教えてくださったことで、安心して活動に参加することができました。作業の合間には祭りにまつわる話や地域の歴史を伺う機会もあり、学生たちは粽づくりの技術だけでなく、祇園祭を支える人々の思いや地域コミュニティのつながりに触れ、祇園祭が多くの人々の支えによって受け継がれていることを実感しました。




当初は7月9日頃まで作業を予定していましたが、地域の皆さまの協力もあり順調に進み、予定より早く粽づくりは完了しました。学生たちは「祭りを見る側」ではなく「支える側」として祇園祭に関わることで、地域のつながりの中で受け継がれてきた伝統文化の価値やその継承の大切さについて理解を深めました。
※保昌山は祇園祭で巡行する34基の山鉾(やまほこ)の一つで、京都市営地下鉄 烏丸駅から南東方向(東洞院通松原上る)に保存会会所があります。山のご神体(人形)は平安時代の貴族である平井保昌で、和泉式部との恋にまつわる説話をもとに、鎧姿の保昌が紫宸殿の紅梅を手折った姿があらわされています。この故事にちなみ、保昌山では、梅の花飾りが添えられた「縁結び」のお守りが授与されています。
※授与活動の様子については、こちら。
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