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認知症サポーター養成講座「認知症にやさしいまちづくり」を開催しました

2026-08-27
地域社会・高大

7月14日(火)、京都市左京北地域包括支援センターとの共催により、認知症サポーター養成講座『認知症にやさしいまちづくり』を開催しました。

本講座は2016年度から2019年度まで継続して実施されており、2025年度からは本学の全学対象科目「共生プロジェクト実践」 の一環として実施しています。地域課題への理解を深め、その学びをボランティア活動などの実践へつなげることを目的とした同科目の学びの一つとして、地域住民の方々と本学学生がともに認知症について学び、交流を深める機会となりました。

当日は、認知症に関する基礎知識や支援について学んだ後、講演「認知症の人やご家族に私たちができること」を聴講しました。その後、「自分たちは地域で何ができるか」をテーマにグループワークを行い、地域住民の方々と学生が認知症の方やその家族を支える地域づくりについて意見を交わしました。

講演では、公益社団法人 認知症の人と家族の会 京都府支部 世話人の小笹佳会子さんが、約20年にわたりアルツハイマー型認知症の義母を介護された経験をもとに、認知症と向き合う家族の苦労や工夫について語られました。小笹さんは、認知症の方が物をなくした際には頭ごなしに指摘するのではなく、一緒に探しながら本人が見つけられるよう支援することや、お金の管理では本人の字でメモを残してもらう工夫など、実体験に基づく具体的なエピソードを紹介されました。

また、「介護は合わせ鏡」という言葉を紹介しながら、介護をする側が心身ともに健康でいることの大切さや、一人で抱え込まずに家族の会や地域の相談機関を活用することの重要性についても伝えられました。

グループワークでは、地域や事業所の方々と学生が「認知症になっても安心して暮らし続けられる地域社会」をテーマに意見交換を行いました。認知症の家族を介護した経験のある参加者の中でも当事者の症状や介護に対する考え方は人それぞれであり、参加者同士がそれぞれの立場から考えを共有し、認知症の方やその家族を支えるために自分たちにできることについて理解を深めました。

今回の講座は認知症サポーター養成講座も兼ねており、受講者は認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族を温かく見守る「認知症サポーター」としての学びを深める機会となりました。

※「共生プロジェクト実践」とは・・・全学年を対象とした学際教育科目です。SDGsの理念や本学のミッション・コミットメント「尊ぶ」「対話する」「共感する」「行動する」のもと、地域社会が抱えるさまざまな課題について学び、共生社会の実現に向けた実践的な取り組みを考えます。講義や演習、現場での学びを通して理解を深め、履修後のボランティア活動など地域での実践につなげることを目指しています。

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