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【産学連携】学生が「第4回 〜誰もが快適な生理を〜サミット 2026 in KANSAI」で研究成果を発表しました
2026年8月4日、本学を会場として「第4回 〜誰もが快適な生理を〜サミット 2026 in KANSAI」が開催され、本学学生が研究成果を発表しました。サミットには高校・大学の関係者が参加し、生理をめぐる社会課題の解決に向けた取り組みや提言が共有されました。



京都ノートルダム女子大学は2023年度よりFemtech Japanを主宰する(株)G-Place 社との産学連携に取り組み、「誰もが快適な生理を」をテーマに研究と実践を重ねてきました。これまでの研究では、生理用品の選択や利用環境が月経中の快適性に大きく影響すること、学内トイレでの生理用品の無料配布や情報発信が利用促進につながること、さらに生理は女性だけでなく社会全体で理解を深めるべき課題であることなどが明らかになっています。こうした4年目の取り組みの成果を踏まえ、本学からは、心理学科の学生が次の2つのテーマについて発表しました。
女子大学生版 月経リーフレット作成の試み
尾崎ゼミの学生は、「女子大学生版 月経リーフレット作成の試み」をテーマに発表しました。
京都ノートルダム女子大学の女子大学生を対象に月経に関する知識や実態を調査した結果、月経が学業や日常生活に影響していると回答した学生が7割を超える一方で、生理関連の疾患や自身の身体に関する知識には十分でない面も見られました。特に、PMS(月経前症候群)は比較的認知されているものの、PMDD(月経前不快気分障害)や無月経などの疾患については認知度が低いことが分かりました。





こうした結果を踏まえ、女子大学生が自身の健康について正しく理解し、必要な情報を得られるよう、月経に関する基礎知識や健康管理のポイントをまとめた「女子大学生版 月経リーフレット」を作成し、今後配布する予定であると発表しました。リーフレットを通じて、女性が自らの身体や健康への理解を深めてほしいと呼びかけました。
男性の「生理」に対する意識変化を促す取り組み
松島ゼミの学生は、「男性の『女性の生理』に対する意識変化を促す取り組み」をテーマに発表しました。
研究では「誰もが快適な生理を実現するためには、女性だけではなく男性の理解も必要ではないか」という視点から、男性に対する効果的な情報発信の方法を検討しました。その結果、男子トイレに掲示する啓発ポスターに着目し、KJ法で整理した内容をもとに生成AIも活用しながらポスターを作成しました。





さらに、大学職員からの意見、とくに男性職員の視点も取り入れながら内容を改善し、その後作成したポスターについて男性を対象としたWebアンケートを実施。その効果や印象を検証しました。発表では、生理を女性だけの課題ではなく社会全体で考えるための情報発信のあり方について提案しました。
当日は発表に加え、サミット参加者との意見交換も行われました。参加した学生たちは、多様な立場の参加者との交流を通して生理をめぐる社会課題への理解を深めるとともに、自らの学びと研究成果を社会に向けて発信する貴重な機会となりました。
本学では今後も(株)G-Place 社との連携を通じて、学生が社会課題の解決に主体的に取り組み、その成果を広く発信する活動を推進してまいります。



※(株)G-Place 社 サミット報告記事はこちら
※心理学科の同イベントブログ記事はこちら