国際日本文化学科

オマーン留学生とのイフタールの会(その1)

2023-05-04
学科のまなび

2023年4月14日に京都のハラールレストランで日本オマーンクラブ主催のイフタールの会(関西)が開催されました。(ハラール食品とはイスラーム教徒が食べてもよいとされる食品です。)本学の学生4人も参加し、京都で学ぶオマーン留学生4人、そしてオマーンに関係の深い2人の日本オマーンクラブ会員の方と交流をふかめました。

イフタールとは、ラマダン(断食月)中はイスラーム教徒は、毎日、日昇から日没まで飲食を一切断つのですが、その日没後の1日の断食を終える食事のことを指します。ラマダンでは、イスラーム教徒が神の恵みに感謝し、忍耐力や自制心を養います。

レストランでの食事はどれもおいしかったのですが、日本オマーンクラブからご提供いただいたオマーン産のデーツ(なつめやしの実)が特に甘くて美味でした。果物のプレートの真ん中にあるのがデーツです。

参加した本学学生のメッセージや感想を以下に記します。

皆さんはオマーンについてどのくらい知っていますか。とは言え、私自身も今回のお食事会に参加するまで「中東の東にある日本より少しだけ小さい国」程度の知識しかありませんでした。実際にオマーンの方の話を聞いてみると、夏は40度を超えるほどの灼熱であったり、実はお寿司文化があったりと今まで知ることができなかった情報を得ることができました。日本との面白い相違点はまだまだあります。ぜひ皆さんも一度調べてみてください。(M. H.)

「アラビア語も英語も堪能ではない…けど貴重な機会だから行ってみたい」という一心で今回の参加を決意しました。そのため当日会場に着くまで不安もありましたが、いざお食事会がはじまってみるとその不安は嘘のように消えていました。「一緒に話したい」という気持ちと美味しい料理さえあれば、言語や宗教の壁を超えて楽しく交流することができたのです。とても有意義な時間になりましたし、今回の出会いに感謝します。(M. H.)

(その2)へつづく                       国際日本文化学科教員 鷲見朗子

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