国際日本文化学科

卒業論文中間発表会

2023-09-11
学科のまなび

卒業論文を作成中の蜂矢ゼミ4年次生達が集まり、中間発表会を行いました。

S.H.さん

「「濁音減価意識」は存在するのか

 ―キラキラ・ギラギラを事例に―」

というタイトルで卒業論文を作成中です。

「濁音減価意識」とは、カラ〔殻〕と、

身を食べた後のごみと化したガラのように、

濁音化すると価値が下がる意識のことを指します。

この「濁音減価意識」について、S.H.さんは、

擬態語であるキラキラ・ギラギラを事例として

調査・研究しています。

R.O.さん

「類義語 アツメル・ソロエル・マトメルの比較研究」

というタイトルで、卒業論文を作成中です。

類義語とは、似ているが少し異なる意味を持つ

二つ以上の語のことを指します。

R.O.さんは、この類義語のうち、

アツメル・ソロエル・マトメルの三語について、

どのような意味は一致していて、

どのような意味は異なるのかを調査・研究しています。

G.D.さん

「古都 洛陽と京都の比較研究」

というタイトルで、卒業論文を作成中です。

中国人留学生のG.D.さんは、中国の古都である洛陽と、

日本の古都である京都とを比較する中で、

京都が洛陽から影響を受けた文化や、

その後の文化に注目し、

どのような点が共通しているのかを

調査・研究しています。

K.M.さん

「『和泉式部集』・『和泉式部日記』の

 歌語についての研究」

というタイトルで、卒業論文を作成中です。

歌語とは、タヅ(鶴の意味)・カハヅ(蛙の意味)等、

和歌中に用いられる特有の語を指します。

社会人編入生のK.M.さんは、

平安時代中期の歌人である和泉式部の『和泉式部集』・

『和泉式部日記』において、歌語の使用状況について、

調査・研究しています。

ゼミ生達は、今後、12月締切の卒業論文提出に向けて、調査・研究を進めて行きます。

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