国際日本文化学科

国際日本文化学科の卒業生からのメッセージ②　博物館実習

国際日本文化学科の学びについて、随時、ご紹介しています。

卒業生（当時学生）たちは、何を学び、どのようなことを感じてきているのでしょうか。

前回の「教職課程」に続き、今回は、「博物館実習」についてです。

ーーーーーーーーーーーーーー

博物館実習は大学生活の中で最も心躍る体験でした。実際の収蔵品を取り扱うことや、開館中の博物館で働かれている学芸員の方々にお世話になることへの緊張感はもちろんありましたが、それと共に、教室の通常の講義では得られない学びが得られることへの喜びがありました。学芸員課目の講義では学芸員について基礎的な知識を得ることができますが、開館実習ではそれを土台とした実践的な学びが多くありました。特別展開催に向けた展示説明会の見学や、他の実習生と協力して行った展示解説実習など、すべてが新鮮で日々発見の連続でした。実地での学びで博物館の存在意義や学芸員の役割等について改めて深く考えることができ、知識・技術の修得と同時に学芸員という職業の解像度も更に高まった貴重な体験でした。

（2021年度卒業生）

ーーーーーーーーーーーーーー

国際日本文化学科では、学芸員資格も取得可能です。

国家資格を得るわけですから、前回の教職課程同様、多くの知識や技術が必要です。

大学での多くの努力（基礎知識、技術の習得）があったからこそ、その学びを土台にした「博物館実習」は、まさに「心躍る」時間となるのでしょう。