国際日本文化学科

国際日本文化学科の卒業生からのメッセージ④ インターンシップ(観光業界)

2023-08-24
学科のまなび

随時、国際日本文化学科の卒業生(当時学生)からのメッセージを紹介しています。

今回は、国際日本文化学科にある「国際観光プログラム」に関連する観光業界でのインターンシップについてです。

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私は、今回、公益社団法人京都市観光協会へインターンシップに行かせていただきました。

公益社団法人京都市観光協会は、様々な団体と連携し、京都観光の事業実施や情報を発信といった様々な活動をされている会社です。

実習先では、京都観光モラル(地域貢献、質の高いサービス、環境促進、災害対応への前向きな取り組み)のワークショップに参加するため、事前の資料作成やワークショップを終えた後の結果レポート作成を行いました。また、会議にも参加させていただき、会議後の報告書作成も行いました。

ワークショップ内容としては、地域文化・コミュニティへの貢献、質の高いサービス、環境・景観の保全、危機対応の4つでそれぞれ立場ごとにしてもらうと嬉しい事を京都観光モラルワークショップに参加されている方で話し合っていただきました。次に、観光モラルに関するアイデアを出していただき、投票で集まったアイデアを表でまとめました。アプリやクーポンを使ったアイデア、コミュニケーションを促すアイデア、学校教育と連携したアイデアこの4種類のアイデアが出ました。私は、出たアイデアの中から、ピクトサインのアイデアは、AIと同様、今流行ってきているものでありますが、AIのような機械を使ったアイデアではなく、機械を使わない最先端なアイデアを取り入れるという点から、良いのではないかと考えました。

会議では、地産地消を守る事や人材育成が大事である事、少子高齢化にどう貢献していくかが重要と指摘されてました。

実習先で学んだ事は、災害対策を自分で用意してほしい、ありがとうの言葉が嬉しいといった観光業界が市民や観光客に向けた本音を知る事ができたと同時に自分が今後、観光に訪れた時の気をつけるきっかけになりました。また、テレワークと並行で行っていたのですが、slackというアプリで企業の方と連絡を取りながら作業を進めていました。テレワークでもできるようにgoogle driveを使ってスライドやメモ作成を行っていました。このように最先端のアプリを使用されていることも分かりました。観光を支える会社で働くとは、観光地をよくするための活動や様々な会議に出て、他業界の意見を聞くといったお仕事をされている事を知ったので、観光業は幅広く種類がある事を視野に入れて就職活動を進めていきたいです。また、将来、観光業で働くことになったら、ワークショップで聞いた貴重な意見を参考に意識して働きたいです。

(2022年度卒業生)

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現在、国際日本文化学科には「国際観光プログラム」があります。

もともと本学科と観光とは、親和性が高かったのですが、当時は十分に整備されていませんでした。

今は、キャリアに役立つ実践的なプログラム(国際観光プログラム)として、充実した内容が体系的に学べるようになっていますので、さらに、その学びをベースに、このようなインターンシップを経験できます。

この卒業生は、インターンシップを通して、本当に多くの実社会で役立つ経験をしてきていますね。

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