心理学科

小児医療ボランティア養成講座「NDラボ 2023 Xmas編」開催!!

2024-01-20
学科のまなび

2012年度スタートした「小児医療ボランティア養成講座」、今年も現代人間学部共通科目「病児の発達と支援」を学び、それをベースに実際に小児病棟で入院中の子どもたちと活動する「NDラボ」が実施されました。
コロナ下で病棟訪問できず、2021年度のオンライン実験教室「NDラボ」になってから3年目となります。

※「NDラボ」の過去の記事はこちら

今年度も年内2回の開催を目指し、9月の後期開始からミーティングと事前準備を重ねました。
第1弾の開催は12月19日。京都府立医科大学附属病院・京都大学医学部附属病院・京都市立病院の小児病棟院内学級(京都市立桃陽総合支援学校分教室)の3つの分教室の小学生に向けて、心理学科2年次生4名、こども教育学科3年次生1名が、Zoom越しに子どもたちとつながりました。

今回のテーマは「楽器で楽しもう!」
クリスマスソングの合奏のために、紙皿のタンバリンや紙コップの太鼓を事前に届けておき、画面越しに一緒にデコレーション、そして大学側のピアノや歌と一緒に合奏・・・というねらいです。
音楽企画は初めてで、初企画!と勢い込んでスタートしたのですが・・・
実は、画面以上に遠隔共有のハードルが高かったのが「音」。
Zoomは会議用のシステムなので、そのままでは余計な雑音を除く=音楽に必要な音を拾ってくれない!!ということがわかり、何度も試行錯誤を繰り返しました。

そして、心配を抱えながらの当日・・・


自己紹介、小芝居からの・・・

工作は、ブレイクアウトルームで、小学生と中学生に分かれ、異なる分教室の友だちも学生と一緒に作りました。雑談しながら楽しそう。

楽器作成。工作の材料、見える?

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音声チェック、聴こえてたら〇出して!!

そしていよいよ、メインルームに全員集まって、クリスマスソングの合奏・合唱です!!

 

「ジングルベル」と「赤鼻のトナカイ」を、ピアノ、楽器、歌、ズンチャカズンジャカ、叩いたり歌ったり。 音がずれていても、とにかく勢いで合わせて、笑顔の一体感! 大成功!!ということで、サンタさんからのプレゼント、フェルトのツリーも手渡されました。

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当日参加できなかった学生も、招待状やプレゼント作成で全面協力

無事に終わってほっとした笑顔

実は裏話なのですが、始まる直前にアクシデントがありました。 でも、即座にプログラムの組み立てを変えて、途中参加の子どもたちにも調整して、最後は全員が一緒に楽しめるところに至りました。学生たちの協力と解決力に脱帽です。 分教室の子どもたちや先生方から、 「とても楽しめた!」「子どもたちが生き生きと参加していた」「学生さんたちの頑張りに感謝!」「学生さんたちと交流できてよかった」との感想が寄せられました。 次は2月、新しい企画に向けて準備が始まっています。乞う、ご期待!

報告:伊藤 一美・薦田 未央(心理学科 担当教員)

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