こども教育学科

教育実習に向けた模擬授業

2024-05-21
学科のまなび

 特別支援学校教諭一種免許状の取得を目指している4回生が、特別支援学校での教育実習を前に、事前学習に取り組んでいます。この日は、様々な障害種や小学部から高等部など実習先の子どもたちを思い描きながらの模擬授業です。2週間の教育実習を踏まえて短期間のうちに学習指導案の作成、検討、教材作りなどを進めてきました。文字カード、魚釣り、サイコロ、ワークシート等様々な教材やICT機器を工夫するとともに、チームを組む授業者との打ち合わせなどの準備を終えて模擬授業に臨みました。

自作された教材


 授業者だけでなく、子ども役になった人たちも見事な役づくりで、子どもたちの実態に合わせて時には授業者を困らせる発言や動きなどを見事に演じていました。想定される子どもたちの様子を演じられるというのは、子どもたちの反応を予想できるという証です。子どもたちがどのような反応をするのかを予想できることは、指導を考えるうえでとても大切なことです。 
 模擬授業を終えて子ども役、参観者が授業の評価、コメントを、授業支援システムmanabaのレスポンを使って共有しました。

模擬授業の様子

 これまでも教育実習を終えて大学に戻ってくると、学生のみなさんの意識が大きく変わっています。
 今年度のみなさんも、実際の教育実習でいっぱい悩みながらも子どもたちとの関りを楽しんで欲しいと思います。そして大きくステップアップして大学に戻ってくれることを期待しています。
 11月の事後指導では、それぞれが教育実習で得てきたものを共有しながら振り返るとともに、報告会を開き後輩にその経験を伝える予定です。

担当:江川正一

※2024年度より、特別支援学校教諭一種免許状は取得できません。

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