社会情報学環

「女子大学におけるデータサイエンス教育事例」ワークショップにて本学教員が発表しました!

2023-09-08
研究

ワークショップについて

2023年9月1日、数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム関東ブロック、第3回ワークショップにて、本学の教員(北村、吉田、金光)が「AIとデータサイエンス教育の事例」を発表しました。

以下が当日のプログラムです。ワークショップについての詳細はこちら

本コンソーアムは、文理を問わず全国すべての高等教育機関の学生が、数理・データサイエンス・AIを習得できるような教育体制の構築・普及を目指すための活動をしています。

第3回のワークショップでは、「女子大学におけるデータサイエンス教育事例」というテーマで、本学を含め3校の女子大学から、データサイエンス教育の状況や事例が発表されたあと、意見交換が行われました。

本学の発表「データビジュアライゼーションを用いた親しみやすいデータサイエンス教材の提案」

本学は、2021年度に「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」を取得し、早くからデータサイエンス教育に取り組んでいます。また、本年度「リテラシーレベル」に加え、「応用基礎レベル」の認定も取得し、学生は、学部を超えて全員が「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を受講することができます(詳細についてはこちらを参照)。

本学は、その実績から「データビジュアライゼーションを用いた親しみやすいデータサイエンス教材の提案」 というタイトルで、昨年度実施した「AIとデータサイエンス入門」授業の全体像および実際に学生がプログラミング実習にて制作した文学作品のワードクラウドや学生の感想などを紹介しました。

以下は、① 学生のワードクラウド作品を紹介したスライド、② まとめのページです。(全スライドはコンソーシアムのホームページから取得できます。☞こちら

① 学生のワードクラウドの作品例
② スライド最後のまとめのページ

教材を工夫すれば、情報や数学に苦手意識を感じる文系の学生も、興味を持って自ら進んでプログラミングをすることができるということを実例をもって紹介しました。

なお、このワードクラウドの授業実践は、こちらのブログでも紹介されています。

ワークショップを終えて

今回のこのオンラインワークショップには、全国から総数168名が集まりました。その多くが大学教員で、大学職員や企業の方も含まれていました。また、アンケートでは「大いに参考になった」が45%、「参考になった」が52%でしたので、97%の参加者が参考になったという感想を持つ、満足度の高いワークショップとなりました

本学教員も、他大学での優れた実践事例や苦労話を聞くことで、今後のデータサイエンス教育の教材開発や授業計画に関する数多くの知見を得ることができました。

AIやデータサイエンス教育は、近年社会からの必要性が急速に増し、どの大学でも工夫された試みがなされています。京都ノートルダム女子大学も常に最新の動向を取り入れながら、学生にとって、「面白い!、わかりやすい!、もっと知りたい!」と思ってもらえるような教材、授業作りに挑戦します。ご期待下さい。

秋のオープンキャンパスが、9月10日の日曜日に実施されます!。この日のミニ講義は、ワークショップで発表した内容と同じ「親しみやすいデータサイエンス教材の提案」です。オープンキャンパスの詳細についてはこちらから。

過去のブログサイトはこちら

Scroll up