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こども教育学科の学生が全国大会で発表を行いました

2024-09-25
お知らせ

2024年9月7日、こども教育学科の佐藤ゼミの学生が『一般社団法人 日本理科教育学会主催 第74回全国大会(滋賀大会)』に参加し、理科教育に係る研究成果の発表を行いました。

この学会は大学教員や小・中・高等学校教員で構成されている理科教育・科学教育分野で国内最大の学会です。開催期間の2日間で全国から約900名が参加しました。

こども教育学科 3年次生の岡本満喜さんがゼミの代表者として登壇し、2024年6月27日に京都市葵児童館(左京区)で行った取り組みについて実施・結果・考察までをとりまとめた『⾃然災害に関連したサイエンスショーの意義 −⻑周期地震動を題材とした、児童館でのサイエンスショー実践の取組から−』を発表しました。

サイエンスショーでは、『長周期』や『短周期』の地震の違いが、会場の一番後ろから見てもわかるよう実験資材を準備し、児童が揺れ方の違いを認識できるよう工夫しました。また、小学校低学年の児童にも一目でわかるよう、博士役は白衣や大きな髭をつけ、わかりやすい言葉やストーリーを使用するとともに、サイエンスショーのために集まった児童ができるだけ多く参加できるよう、参加型のシナリオを作成しました。

今回、ゼミで取り組んできた活動をより多くの人に伝えるため学会に参加しました。ゼミ生全員で準備を行い、教員を交えて発表の練習を重ねることで、自分の役割に対する責任感を身につけ、また学会という場で自身が行った活動についてわかりやすく発表する、貴重な経験を積むことができました。

次回のサイエンスショーの実施は未定ですが、今後は幼稚園・保育所・小学校での活動も検討しています。

京都市葵児童館で行われたサイエンスショーについてはこちら

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