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【高大】ノートルダム女学院高等学校と高大連携授業を実施しました

2025-02-13
地域社会・高大

2月4日、ノートルダム女学院高等学校のプレップ総合コースの連携授業を実施しました。

この高大連携授業は、1年間で1・2年生を中心に7つのプログラムを行っており、今回は1年生が対象。

「女性のライフキャリア」をテーマに、女性のキャリアとその人生を考えるうえで必要な「ジェンダー」の基礎的な考え方や統計から見える昨今の女性の生き方について、生活環境学科の青木准教授が授業を行いました。

授業の前半は、知っておきたい考え方として「ジェンダー」とは『社会的・文化的につくられた性のありよう』であり、後天的に獲得・作り上げられるものであると紹介。ノートルダム女学院高等学校の生徒からは、無意識に「スカート・パンプスは女性が履くもの、ズボンは男性」といった服装の選択や「僕・私」といった呼称の選択にも影響を与えている等の意見が出ました。

日本社会の中で女性に期待されている役割、ふるまいについて生徒と一緒に振り返るとともに、後半は生徒一人ひとりが「何歳で」「どのように」「仕事を続ける」または「第一子を産む」など自身の将来のライフイベントについて具体的に想像し書き出していくワークを実施しました。

青木准教授は授業の締めくくりに「女性のライフキャリアを考えることで、男性のライフキャリアや、『女性』『男性』に括られないセクシュアリティを持つ方々のライフキャリアも考えることができる」、「女性が生きていくうえで壁に感じる物事があるように、女性以外の性を持つ人々にとってもその性特有の生きづらさがあることを想像できるようになって欲しい」と語りました。

生活環境学科のサイトはこちら

最新の高大連携授業の様子はこちらをご覧ください。

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